墓石の話

昔の墓石と今の墓石の差って何?

“墓石の産地”その特徴

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昔の墓石と今の墓石の差って何?

どんな方でも、祖先が有り、先祖が祀られている墓があるはず、若しくはあったはずです。代々の墓れ、うと、怪談に出てくる様な傾いて、崩れかけた墓石を思い浮かべる人も多いでしょうが、実際はそうなる前に直したり、新しく造りなおしたりしますので、なかなかお目にかかれません。

しかしこれから墓石を建てようとする方の中に、「古くなっても、崩れないような墓石が良い。」とおっしゃる方も少なくありません。これは前述したような意識が根底にあるのと、実家の墓石がまさにそうだったという、実体験も少なからずあるようです。
昔のお墓と今のお墓の大きな違い、それは素材です。機械がまだ単純作業をやっとこなせる程度だった明治から昭和初期までは、ほとんど墓石の加工は人手頼みでした。当然、非力な人力では、柔らかい石の方が加工し易く、硬い石ですと、形にするだけで数ケ月もかかってしまう様でした。現在、新規に建立される墓石の99%を占める「御影石」など、昭和初期までお大尽の建てる墓石だったのです。
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今や、機械が墓石の研磨までこなせるよぅになり、ぴかぴかの御影石が全国各地で古い墓石にとって換わろうとしています。堆積岩や大理石に代表される変成岩に比べると、超高温、超高圧で造られた花南岩である御影石は、数倍から数十倍の強度を持ち、耐候性も申し分有りません。そのため艶持ちが良く、少しの変化も気にする日本人には、ぴったりの素材なのです。自然な状態での耐久力は数百午~数千年と言われています。